詐欺被害です。「お金を預けてくれたら、海外の銀行で運用し、多額の配当金を渡す」とだまされた。
詐欺被害です。「お金を預けてくれたら、海外の銀行で運用し、多額の配当金を渡す」とだまされた。
相談前の状況
被害者は、2000万円ものお金を、加害者に渡してしまいました。
加害者から、最初の数か月はお金を渡されたものの、それ以降は止まってしまい、様々な理由でごまかされ続けました。
「配当金を渡してくれない」と、まだ詐欺被害にあったことに気づかず、ご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
ご相談後、いただいた資料を丹念に調べ上げました。
その中で、加害者が「海外の銀行から渡された」と述べていた証券らしきものの中に、スペルの間違いを発見しました。
大手の銀行の名前が書いてあり、そのようなスペルのミスはないはずだったので、これを裏付けに告訴を行いました。
私見で誠に申し訳ないのですが、警察官の中には詐欺の告訴・被害届は、嫌がる方もおります(詐欺の立証は難しいのです。)。
しかしながら、スペルミスが決定的な証拠となり、加害者は起訴され、実刑(執行猶予なし)となりました。
丹羽 一裕 弁護士からのコメント
とにかく丹念な資料の精査が必要です。
大変な労力を要しましたが、被害者の方からは感謝をいただき、とても満足できる事件となりました。